2012年09月04日

2012.9.4 Tue 矢倉特集 第1回

矢倉を指す人が多いようなので、「矢倉特集」と題して基礎から確認していこうということになりました。
今回は第1回、まず対局と検討を行いました。

◆練習将棋◆
開始日時:2012/09/04 22:40:30
棋戦:観戦自由対局室
手合割:平手
先手:shukyu14
後手:toruno
手数----指手---------消費時間--
1 7六歩(77) ( 0:19/00:00:19)
2 8四歩(83) ( 0:03/00:00:03)
3 6八銀(79) ( 0:11/00:00:30)
4 3四歩(33) ( 0:07/00:00:10)
5 6六歩(67) ( 0:04/00:00:34)
6 4二銀(31) ( 0:31/00:00:41)
7 5六歩(57) ( 0:07/00:00:41)
8 3二金(41) ( 0:03/00:00:44)
9 4八銀(39) ( 0:05/00:00:46)
10 6二銀(71) ( 0:02/00:00:46)
11 7八金(69) ( 0:02/00:00:48)
12 5四歩(53) ( 0:02/00:00:48)
13 5八金(49) ( 0:01/00:00:49)
14 3三銀(42) ( 0:14/00:01:02)
15 3六歩(37) ( 0:01/00:00:50)
16 3一角(22) ( 0:02/00:01:04)
17 7七銀(68) ( 0:02/00:00:52)
18 6四角(31) ( 0:02/00:01:06)
19 3七銀(48) ( 0:04/00:00:56)
20 4一玉(51) ( 0:05/00:01:11)
21 6九玉(59) ( 0:02/00:00:58)
22 4四歩(43) ( 0:02/00:01:13)
23 7九角(88) ( 0:01/00:00:59)
24 5二金(61) ( 0:01/00:01:14)
25 6七金(58) ( 0:01/00:01:00)
26 4三金(52) ( 0:01/00:01:15)
27 2六歩(27) ( 0:02/00:01:02)
28 3一玉(41) ( 0:02/00:01:17)
29 6八角(79) ( 0:02/00:01:04)
30 9四歩(93) ( 0:12/00:01:29)
31 7九玉(69) ( 0:03/00:01:07)
32 2二玉(31) ( 0:01/00:01:30)
33 8八玉(79) ( 0:02/00:01:09)
34 9五歩(94) ( 0:01/00:01:31)
35 6五歩(66) ( 0:24/00:01:33)
36 5三角(64) ( 0:49/00:02:20)
37 2五歩(26) ( 0:03/00:01:36)
38 9四香(91) ( 1:04/00:03:24)
39 2六銀(37) ( 0:08/00:01:44)
40 9二飛(82) ( 0:02/00:03:26)
41 3五歩(36) ( 2:23/00:04:07)
42 4五歩(44) ( 0:55/00:04:21)
43 3四歩(35) ( 0:27/00:04:34)
44 3四金(43) ( 0:02/00:04:23)
45 3五歩打 ( 0:03/00:04:37)
46 4四金(34) ( 0:01/00:04:24)
47 6六銀(77) ( 4:31/00:09:08)
48 9六歩(95) ( 1:56/00:06:20)
49 9六歩(97) ( 0:12/00:09:20)
50 9六香(94) ( 0:11/00:06:31)
51 9六香(99) ( 0:25/00:09:45)
52 9六飛(92) ( 0:07/00:06:38)
53 9七香打 ( 0:12/00:09:57)
54 9八歩打 ( 0:08/00:06:46)
55 9六香(97) ( 0:36/00:10:33)
56 9九歩成(98) ( 0:45/00:07:31)
57 9九玉(88) ( 0:10/00:10:43)
58 9七香打 ( 0:04/00:07:35)
59 8八玉(99) ( 0:08/00:10:51)
60 9八歩打 ( 0:06/00:07:41)
61 9七桂(89) ( 0:09/00:11:00)
62 投了 ( 0:41/00:08:22)

◆検討◆
 35手目▲6五歩の位取りは少し早く危険な可能性がある。▲3七銀型を決めているので▲6六銀右と「菱矢倉」の形で位を支える形にはならないので、「伸びすぎ」として咎めに来られるかもしれない。位を取るときは「伸びすぎ」にならないようよく注意する必要がある。「伸びすぎ」になると却って相手の攻撃陣に近づいて相手から仕掛けやすくしてしまう。先手は7七の銀を6六に繰り出せば一応位を支えられるが、7七の銀が抜けると玉頭は弱くなるし、やはり「菱矢倉」の形に比べると厚みが足りないので、むしろ銀諸共後手の攻め駒に近づく結果となるかもしれない。基本的にこういう守り駒の「出張」は良くないと考えても良いと思う。
 ただし36手目▽5三角とここに引いたのはどうだったか。対して▲5五歩が有力だったのではあるまいか。角頭なので▽同歩と取るぐらいだが、以下▲4六銀▽7四歩▲5五銀▽5四歩▲6六銀引で先手は菱矢倉型への組み替えに成功する。なのでここでは5三ではなく▽4二角と引き、同様に▲5五歩と来るなら▽5三銀と上がって容易には先手の狙いを通させない。▽4二角と引かれて▲5五歩が行けないとすると、先手には▲6五歩の位取りを直ぐに生かす手段がないことになり、却って反発の心配をしなければならないだろう。
 また、35手目付近で後手の形は少し違和感を感じるところがある。▽7四歩を突いていないことだ。ここを突かないと右の銀桂の機動力が著しく下がってしまう。また▽7五歩と突き捨てる攻め筋もないため、攻めの幅も狭いだろう。34手目▽9五歩に変えて▽7四歩が自然なところだったか。対して▲6五歩ならやはり▽4二角と引いておいて、次に▽7三桂があるのでより一層反発が速くなる。ちなみに▲6五歩に対して▽7三角と引くのは微妙のところで、この場合は例外的に▲6六銀の「出張」が利くのではないか。次に▲7五歩で角頭を攻めるという明確な厳しい狙いを持っているからだ。
 本譜後手は端攻めの狙いで一貫していたのではあるが、「棋は対話なり」という言葉も意識したい。指しすぎは咎められて初めて指しすぎになるのであって、後手はもう少し先手の指し手に敏感に反応して「あなたの手は悪いですよ」と否定しに行く「闘う姿勢」が必要だったかもしれない。
タグ:11sayuri26
posted by fuaishuu-diario at 23:09| Comment(1) | 矢倉特集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
久しぶりにコメントさせて頂きます。

後手は端歩を急いでいますが、▲6五歩とされたときのために△7四歩を急いで、△7三角と引く余地を残しておきたいですね。

先手も棒銀に出るのではなく、37手目▲5八飛〜5五歩〜4六銀と薄い中央から動いた方が分かりやすいかと思います。動く前に右桂も跳ねられればなお良いでしょう。
Posted by テディ at 2012年09月05日 12:10
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