2012年04月20日

2012.4.20 講座:好形・悪形 其の1

序盤を考える上で知っておきたい好形・悪形がある。今回は二駒間の関係を中心に考えてみる。

さて、悪形の代表格といえば「玉飛接近形」だろう。だが好形はというと意外にわからない。そこでいくつか例を挙げてみた。

@二枚金の好形
二枚金は縦、または横に並ぶ形が、お互いに紐がついていて堅固である。斜めに連結していると、下側の金が浮いてしまう。

A二枚銀の好形
上項からするに二枚銀は斜めに繋がっているのが好形のようだが、この場合は、上側の銀の後ろ、下側の銀の横が共通の弱点になってしまう。二枚銀の場合も縦または横に並ぶのが好形で、この連結自体は堅いものではないが、隙のなさが特長である。
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(これらの図はあくまで二駒の位置関係だけを示しており、「金が7八と7七に居るのが好形」などということを示しているわけではありません)

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「悪形」としましたが、これはあくまで上記の理論のみに基づいて考えた場合であります。「好形」に関しても同様なことがいえるでしょう。実戦では様々な要素が絡み合うので、総合的に考えなくてはなりません。

B金銀の好形
銀の斜め後ろに金のある形、金の後ろに銀がある形が堅い。後者は金の斜め後ろ、銀の横が盲点になってしまうが、例えばここに相手のと金が来ても銀を逃げられるので斜めに繋がった二枚銀のときほどは痛くない。
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銀の斜め後ろに金がある形は、美濃系の囲いの堅さの秘訣だろう。

C飛金の好形
特に下段飛車で、前に1マス横に2マスのところにきんがあるのが良い(言葉での説明はなかなか難しいので図を見て下さい)。
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ご覧の通り、飛の弱点である斜め前を金がカバーし、金の弱点である斜め後ろを飛がカバーしている。

取りあえず今回はここまで。
堅い好形(@B)とバランスの良い/隙がない好形(AC)に区別できることはおわかり頂けると思う。実戦ではこれらを組み合わせていくことを考えたい。そうやって組み立てた陣形の例を挙げる。
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例1と例2は二枚銀の好形を含んでいるが、前述の通り二枚銀は堅いというよりは「手厚い」ので、陣形の上部に配置し、玉の最側近には金をおいている。
posted by fuaishuu-diario at 00:00| Comment(0) | 小研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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