2011年12月13日

2011.12.13 ゴキゲン超速対策〜とめい流〜

僭越ながら、さゆりさんが例会でそう呼んで下さったのでとりあえず私の名前を冠した命名にしてしまいました。そのうち改名してましな名前にできればと思います。
 どこからはじめるべきか迷うのですが、基本的なところはたぶん別にまとめていくことになると思うので今回はとめい流の変化に限って説明していきます。
第1図.gif

第1図は基本的な超速の図ですがここからとめい流の出発点となります。
第1図からの指し手
△3二金 ▲3七銀 △4四歩!!(第2図)
第2図.gif

これがとめい流基本図になります。ここから後手は
 1.単に銀を4六に出る
 2.3筋の突き捨てを入れてから銀を上がる

1.の場合は次に▲5五銀と一歩かすめ取るのが狙いです。
以下△4五歩!!! ▲同銀 △4三金(第4図)
と銀を捕獲しに行くのが後手の反撃手段で乱戦となります。→次回以降検討課題
第4図.gif

2.の場合は△同歩と取ると
▲4六銀 △3六歩 ▲3八金(第5図)
で次に▲2六飛から3六の歩を取りに行くのと▲5五銀と歩をかすめ取る筋が両方受かりませんが、
第5図.gif

△4三金 ▲3四歩 △同金 と力強く受けておけば問題ないというのが後手の主張で、▲4六銀には△4五歩(第6図)を用意しています。
第6図.gif
同じようでも金の代わりに形よく銀で受けると▲3五歩(参考図)と打たれて次に▲3四歩が角当たりで先手の攻めが速いため後手失敗となります。金ならば△4四金とスライドしておいて逆に後手優勢となるのです。
参考図.gif

今回の例会では竜王さんにAの変化で
▲3五歩 △4三金 ▲2六銀(第7図) として、次に▲3八飛からの角頭攻めを指摘されその変化を研究しました。
第7図.gif

はっきりとした結論にまでは至りませんでしたが、
第7図から
△5六歩 ▲同歩 △同飛 ▲3四歩 △同金 ▲3五歩 △4五金 ▲3四歩 △4二角 ▲5七歩 △7六飛 ▲3七桂 △6四角(第8図)
第8図.gif
が一例で振り飛車は大駒がのびのび使えるのに対し、居飛車は棒銀が立ち往生している感が否めず、振り飛車が良くなりそうという見解となりました。

しかし−−−
とめい流の骨子は金を繰り出して超速銀に対応することです。そこで、相手の金上がりを見て▲5八金(第9図=省略)から穴熊にシフトするという居飛車の対抗策をさゆりさんが提唱しました。超速のもともとの狙いは、早めの金上がり(振り飛車が堅くならない)や角道の二重封鎖(4四銀型など。角の働きが弱いので組みやすい。)を見ての穴熊を含みにして、ゴキゲンの駒組みを制約するのが狙いです。なので、金上がりを見たら穴熊にシフトするというのはある意味自然な発想といえるのですが、まったくの盲点でした。
漠然とした局面なので具体的な指し手を上げるのは難しいのですが、穴熊に組まれるとゴキゲン苦しいというのは少し指してみた感じでの感想で、その前に動く手を模索しなければならないという結論に至りました。
 穴熊の変化は優秀で例会でもこれでやはりダメなのかという空気も漂いましたが、対策の生みの親のさゆり氏のさらなる対策は、3二金型から4二金型に変えるというものでした。これは先手が穴熊にするならば、後手も△5三金〜△6四歩〜△6三金と高美濃に組み換えて堅さを得るというものでした。構想がすごいなあと感服しきりでした。ただ私見では先手は四枚穴熊にできそうだというのが気になるところです。
私としては▲3六歩が明らかにアンバランスな一着なので、これを咎める手があるのではないかと信じています。

ということで今回の例会でのとめい流総括は
 1.従来型(△3二銀からの△4四歩)では通用した3五歩突き捨てからの攻めは後手もやれる。
 2.はたして金で銀を捕獲したときに本当に後手が良くなるのか(課題)
 3.穴熊にシフトされた際の対応(課題)

となっております。長文すみませんでした。
分岐付き棋譜ファイルはまた今度ということでお願いします。

補記(2012.3.19 11sayuri26):
この前R対局で1図から▽3二金▲3七銀に▽5六歩という手を指されました。咄嗟の対応で形勢を良くできませんでしたが、この変化も気になるところですね。
posted by fuaishuu-diario at 00:00| Comment(0) | テ研:ゴキゲン中飛車留井流 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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