2013年03月11日

3月10日 棋譜解説 羽生大山の一号局

開始日時:1988/05/21 10:00
終了日時:1988/05/22 17:08
棋戦:王将戦
戦型:中飛車
持ち時間:5時間
消費時間:▲288△212
場所:青森県百石町「桃川」・東京将棋会館
先手:羽生善治
後手:大山康晴

*棋戦詳細:第38期王将戦二次予選1回戦
*「羽生善治五段」vs「大山康晴十五世名人」
▲7六歩
*大山と羽生の公式戦第1号局である第38期王将戦二次予選は、
*例外的に二日制とし。
△3四歩
*昭和六十三年五月二十一日、「東京将棋会館」で
*正午26手目を大山が封じ、翌二十二日午前九時から、将棋の町百石で公開対局として再開された。
▲2六歩 △4四歩 ▲4八銀 △4二銀 ▲5六歩 △5二飛
*△5四歩はすぐに突かなくても良いので、より価値の高い手を優先していく。
▲6八玉 △6二玉 ▲7八玉 △7二玉 ▲5八金右 △8二玉
▲9六歩 △7二銀
*変化した。突き越してこいと言っているわけだが、このあと先手がなかなか突き越さないのが面白い。
▲3六歩 △5四歩 ▲2五歩 △3三角
▲5七銀 △3二金 ▲4六歩 △5三銀
*△4三銀の「ツノ銀」が普通ではある。
▲6六歩 △5五歩=封じ手
▲同 歩 △6四銀 ▲6七金 △5五銀 ▲5六歩 △6四銀
▲7七角 △4三金
*「ツノ金」とでも言うべきか。3二に置いておいたままでは働きが薄い。
▲8八玉 △9四歩
*ようやく受けた。
▲7八銀
*左美濃に。対ノーマル中飛車は舟囲いでの急戦が昔ながらだが、これが現代的。
△7四歩
▲1六歩 △8四歩 ▲8六歩 △7三銀引
*左銀を引きつけて囲いに組み入れる。この形は「大山美濃」と呼ばれることもある。
▲3八飛
*動くところ。
△2二飛
*反発の意思表示。
▲3五歩 △同 歩 ▲同 飛 △3四歩 ▲3八飛 △2四歩
▲2八飛 △2五歩 ▲3七桂 △2六歩 ▲2五歩 △5一角
▲2六飛 △3三桂
*振り飛車も左桂が使えてまずまず。
▲6五歩 △6二角 ▲5五歩 △8三銀
▲5六銀 △7二金 ▲1五歩 △2一飛 ▲6六角 △4五歩
▲2九飛 △4六歩 ▲4九飛 △3五角
*歩得を主張する。
▲5四歩 △2五桂
*思い切った捌き。
▲同 桂 △同 飛 ▲1一角成
*先手は香得で馬を作り良さそうだが。
△5七歩
*これが狙いの垂らしで後手が良い。
▲6六馬 △5八歩成
▲同 金 △2八飛成 ▲4八歩 △5四金 ▲5五歩 △5三金
▲7七桂 △4四桂 ▲8七香
*▲4五銀と逃げては△4七歩成が痛い。
△5六桂 ▲同 馬 △4七銀
▲同 金 △同歩成 ▲同 馬 △4六金
*馬を責める。
▲2九馬 △2七龍
▲8五歩 △同 歩 ▲2八歩 △3七龍 ▲6九桂 △5六歩
▲同 金 △同 金 ▲同 馬 △3六龍 ▲3四馬 △6八角成
▲6七馬 △同 馬 ▲同 銀 △6八金
*これがなんとも受けづらい。
▲8五桂 △8四歩
▲7三桂成 △同 桂 ▲7八金
*仕方なく受けたが。
△6七金 ▲同 金 △5八角
*この割り打ちが強烈。
▲7八銀 △4九角成
*後手圧勝となった。
まで124手で後手の勝ち
posted by fuaishuu-diario at 00:02| Comment(0) | 中飛車今昔 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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