2012年07月16日

2012.7.15 Sun 対後手三間飛車▲4五歩速攻 1

過去にテーマ研究では「ゴキゲン中飛車とめい流」「先手中飛車」を試みたが、とめい流はいかにも力戦、先手中飛車は最新の戦法とあってかなり難解になってしまった。この度は「わかりやすさ」を重視して少しマイナーだが時々出てくる戦法を取り上げることにした。

テーマ図までの手順
初手から、
▲7六歩▽3四歩▲2六歩▽4四歩▲4八銀▽3二飛▲2五歩▽3三角▲6八玉▽4二銀▲4六歩(テーマ図)
00.gif
テーマは後手三間飛車に対する先手居飛車の速攻。
先手はなんと開始11手目にして臨戦態勢!
次になんでも▲4五歩と突っかけていくという簡明さである。
ここで後手の候補手は、
@▽6二玉 A5二金左 B4三銀(ざっち説) C5四歩(とめい説)
▽6二玉が実戦だと多そうと推測して、この手から研究を始めることにした。

テーマ図からの手順1a
▽6二玉▲4五歩▽同歩▲3三角成▽同銀▲6五角(第1図)
※下線は主要な分岐
01.gif
▲4五歩とこじ開けて角交換をしても、▽3三同銀と取られると飛先を突破できるわけではないが、▲6五角が先手狙いの一着。
対して後手は飛を逃げるか否か(反対をいえば馬を作らすか否か)。
今回は馬を作らせないで玉を左辺から遠ざける▽7二玉を研究した。

第1図からの手順
▽7二玉▲3二角成▽同金▲4一飛▽2二銀▲4五飛成(第2図)
02.gif
飛車を奪って▲4一飛から竜を作りつつ歩損を解消する。
▽2二銀のところで▽2二金!は成立するのだろうか?→今後の課題
第2図は一見すると先手充分のように見えるが。

第2図からの手順
▽5四角▲3四竜▽3三銀▲5四竜▽同歩▲5三角(結果図)
03.gif
▽5四角は竜を追って▽2七角打が狙い筋。
▲3四竜が切り返しで▽2七角打には▲同飛▽同角成▲3二竜がある。
よって▽3三銀と上がると、これは竜を切るぐらいだろう。
結果図では先手は歩得で馬を作れそうだが、後手も飛角を手持ちにしている。
これは難解とされた。
なお、結果図で▽4四角と合わせるのは、▲同角成▽同銀▲2四歩で後手がつらそうだ。
また、当初は▽5四角のところで▽3三桂とし、竜の逃げ場を見て二枚角を打つのが検討されたが、
結論として先手の竜は狹いながらも捕まらず、後手は▽3三銀の活用を失っているのも悩ましい。

次回の課題
・第1図から▽2二飛
・手順1b〈▲4五歩に▽4三銀〉
タグ:11sayuri26
posted by fuaishuu-diario at 15:49| Comment(0) | テ研:▲4五歩速攻 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。